お酒が減った原因
答えがでていないけれど、夫をみていると、お酒との付き合い方が変わってきていると思う。
相手の飲酒量を気にしてはいけないのだけど、そう思う。
その大きな理由として、会社で自分が認められてきたことがある。
これまでアルコールチェックを受ける側だったが、アルコールチェックをする側の仕事もすることがあるそうだ。それはかなりプレッシャーになっていると思う。
もう1つは経済的に安定してきたことだ。
これまで自営業と私の収入ではギリギリ生活はできても、会社の税金など、払い切れていないものもたくさんあった。
これらを数年かけて、2人の給料から返済して1つずつ完済した。融資はまだあるが返済の目処も見えてきた。
お酒にかけたお金を考えれば払えていたのだろうけど、今更それを言ってもしょうがないし、滞納した分余計に支払いもしたので許して欲しいと思う。
本当に地獄のような資金繰りで、お金を1円単位までかき集めて、銀行に行けば貸せないと言われ、不渡りをだす寸前までいって、取引先に土下座をしたこともあったようだ。
常に頭の中はお金のことでいっぱいで、節約するとか、
そういう単位じゃなかった。
コロナの影響で自殺する中小零細企業がでないことを祈るけど、そうしないと逃げられない辛さもわかる。
夫にとって今の仕事はやったことのない肉体労働で、
側から見ればブラック企業なんだろうけど、行けばお金がもらえるんだからこんなに楽なことはないと、10キロ以上激ヤセしたにも関わらず言っていた。
やはりお金の心配は人間を壊す。