アルコール調節障害について
私がブログを始めたきっかけのひとつに夫のアルコールの問題でどうしたら良いか行き詰まった時に助けてもらったのがブログだったからというのが大きい。
夫とは知り合って10数年経つが、その間アルコールによる暴言、暴力、警察沙汰、経済的問題、毎夜暴れていたので大家さんに家を追い出されたこともある。
これは過去にあったことで、今は落ち着いてきているからやっと書けるようになったのだと思う。
そして、アラノンという家族会で自分のことを語る機会をもらったことも大きいと思う。
おおまかにいえば、色々あって、病院へつれていったところ、過去のエピソードから即座にアルコール依存症の診断がでた。ただ健康状態は問題なかったので、本人は受け入れたのかどうかはわからない。
本人も色々と検索をしては、自分のお酒の飲み方を改めたいと思っているようだった。
出会った頃夫は自営業だった。親が借金を残したまま亡くなって、一人っ子で、母親も他界していたので
借金と経営状態が最悪な会社だけが残っていた。
亡くなる前には親の介護もしていたという。
そんな中、先細りが明らかな業界で自営業をしていたことは過度な飲酒を加速させていたと思う。
その頃夫と私は近所の飲食店で知り合い、今となれば恋愛なのか、共依存なのかわからないけれど、すぐに半同棲のような生活が始まった。
これまで私は典型的な「いい子」「いい人」だったし、私自身もまぁまぁお酒が強かったので、
大声で誰かと言い合う、喧嘩するという経験がなかった。
夫と知り合って、泥酔するまで飲んで、大声で喧嘩して、という生活は、その当時はイヤだけどイヤじゃない生活だった。
遅い反抗期みたいなものだったのかもしれない。
それに私は母がとにかく強かったので、母のいう通りにしなければという思いが強かった。
夫にとってはそれはおかしいと思う部分も多くて、そういう面でも喧嘩した。
今思えば、私自身が共依存で、その対象が母から夫に移っただけだったのだろう。